甘酒は米麴と酒粕をブレンドすると効果はある?便秘解消や美肌になる!

甘酒が飲む点滴と言われるほど、体に良いという事はご存じですか?

もちろん知っています!

甘酒は、米麹と酒粕の2つの作り方があるのはご存じでしたか?

いいえ、知りませんでした…

甘酒の作り方
  • 米麹の甘酒 → 米麹+ぬるま湯で発酵させてお湯に溶かして飲む
  • 酒粕の甘酒 → 酒粕+お湯+砂糖を混ぜて飲む

米麹で作る甘酒と酒粕で作る甘酒では味も入っている成分も違います!

2つの甘酒をブレンドすると、どんな効果がありますか?

2つの甘酒をブレンドすると、便秘解消、美肌効果、健康効果があります。

米麹を砂糖の代わりに酒粕甘酒とブレンドすれば、栄養価の高い、体に優しいドリンクに様変わりします。

米麹と酒粕をブレンドした甘酒を飲むと腸が生き生きして、あなたも生き生きと輝く働く女性になれますよ。

目次

甘酒は米麹と酒粕のブレンドで効果倍増!便秘に効く‼

米麹と酒粕をブレンドした甘酒には、どのような効果があるのか見てみましょう。

わぁー!女性に嬉しい効果がたくさんありますね!

今すぐ甘酒飲みたーい‼

紹介しきれないほど甘酒には体に良い成分がたくさん詰まっているんです!

米麹と酒粕の効果と成分を詳しく知って、あなたも腸活ライフを楽しみましょう♪

【効果①】腸内環境を整える

最近、仕事が忙しくて便秘になっちゃった…

最近、便秘気味のあなたでも大丈夫!

甘酒には腸内環境を良くする成分が、たくさん入っています。

オリゴ糖・食物繊維

米麹甘酒には善玉菌のえさとなるオリゴ糖がたっぷり。

オリゴ糖は腸内の善玉菌の数を増やし、腸のぜん動運動を活発にして便通を良くしてくれるんですよ。

さらに腸内にたまった便の腐敗を抑制し、下痢やお腹の張りを解消する効果も。

また不溶性食物繊維も含まれているため排便を促す効果もあります。

レジスタンスプロテイン

酒粕甘酒にはレジスタントプロテイン(難消化性タンパク質)が含まれています。

レジスタントプロテインは体内で消化されにくいタンパク質に変身!

レジスタントプロテインが大腸まで届き、腸内にたまった老廃物を絡めとって体外に排出してくれるのです。

腸のデトックス効果が高まり便秘が改善されるんですよ。

腸内環境が整うと免疫力がアップし風邪を引きにくくなる効果も。

便秘は女性にとって大敵。
甘酒で便秘を撃退しちゃいましょう!

【効果②】美肌・美髪効果

えっ、いつの間にか顔にシミが…

最近、白髪が増えてきたなぁ~

30代、40代になると急に増えてくるシミ、シワ、くすみ。

さらには白髪も生えてくると、すご~く気になりますよね?

甘酒は美肌や美髪になれる成分もたくさん含まれています。

コウジ酸

米麹甘酒に含まれているコウジ酸は発酵過程で作られる成分です。

コウジ酸はシミの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きがあります。

肌の黒ずみやシミを防いでくれますよ~

ビタミンB群・アミノ酸

米麹と酒粕甘酒の両方に含まれているビタミンB群。

ビタミンB群の中の1つ、ビタミンB2は細胞の再生を促し、肌や髪の毛などに潤いや弾力、ハリを取り戻してくれます。

アミノ酸は肌の主成分であるコラーゲンを作る原料になるため不足すると乾燥肌やしわの原因に!

アラフォーの私も目元のしわが気になります。

ビタミンB群、アミノ酸を甘酒で積極的にとっていきましょう。

フェルラ酸

酒粕に含まれるフェルラ酸は美容液にも使われているポリフェノールの一種。
フェルラ酸は強い抗酸化作用を持っています。

肌のシミやくすみ、そばかすの原因となるメラニン色素を生み出すチロナーゼという酵素に直接働きかけメラニンを抑制。

フェルラ酸は紫外線の吸収性もあり美白効果があります。

ビオチン

ビオチンは米麹甘酒に含まれているビタミンB群の1つ。

ビオチンは髪の毛の主成分であるケラチンの合成を助ける働きがあります。

ケラチンとは、髪の毛を形作る大切なタンパク質です。

ケラチンが不足すると髪の毛が細くなり、ハリやコシがなくなってしまいます!

ビオチンを摂取すれば抜け毛や白髪の予防にも効果的です。

私は鏡を見るたびに、白髪を気にしちゃいます…

どうか甘酒で黒髪になりますように!

【効果③】ダイエット効果

ビタミンB群

米麹と酒粕の両方の甘酒に含まれているビタミンB群は糖質や脂質、タンパク質の代謝促進をサポートする栄養素。

体内に余分な脂肪がつくのを防いで太りにくい体を維持してくれます。

あれ?またビタミンB群が出てきましたね。

ビタミンB群の効果は1つだけではないんですよ~

ブドウ糖

米麹甘酒に含まれるブドウ糖は脳のエネルギー源になります。
さらに消化を助け血糖値を上げる働きも。

血糖値が上がると脳の満腹中枢が刺激され、少量の甘酒を飲むだけで満腹になります。

ダイエットは明日からにしよう。今日は甘いもの食べてOK!

えっ~⁉

甘いものってなかなかやめられないので、甘酒はダイエット中の間食にピッタリですね‼

【効果④】疲労回復効果

必須アミノ酸

激しい運動の後は多くのアミノ酸が消費され、筋肉痛や筋肉疲労が引き起こされます。

米麹甘酒には必須アミノ酸が含まれていて中でもバリン、ロイシン、イソシンの3種類のアミノ酸は疲労物質の乳酸の発生を抑制。

3種類のアミノ酸が筋肉疲労を軽減させ筋肉の修復を促してくれるのです。

運動をした後だけでなく、仕事で疲れた体にも効果がありますよ!

必須アミノ酸は体内では作ることができない成分なので食事から取り入れてください。

今日は疲れたから甘酒飲も~っと‼

【効果⑤】冷え性改善

手足が冷えて仕事に集中できません…

冷え性で動くのがおっくうなんです…

冷え性でお悩みのあなたに甘酒はおすすめです!

アデノシン

酒粕に含まれるアデノシンは冷え性や肩こりを改善してくれる成分。

アデノシンには血管を広くし血流の流れを良くしてくれる血管拡張効果があります。

血流を良くすることは大切です!
大きな病気の元にもなりかねません。

甘酒を飲んで冷え性を改善していきましょう。

【効果⑥】アレルギー体質改善

効果①でお伝えした通りブレンドした甘酒には腸内環境を整える効果がありましたよね。

腸内環境が良くなると、免疫力がアップし花粉症などのアレルギー症状が抑えられます。

私も花粉症です‼本当につらい…

毎年花粉症に悩まされて、仕事に支障をきたすことも。

あなたの花粉症も甘酒を飲むことで軽減されるといいですね。

【効果⑦】快眠効果

GABA

米麹甘酒に含まれるGABA(アミノ酸の一種)には、興奮した神経を落ち着かせてストレスを和らげる効果があります。

寝る前にストレスを感じていると興奮して、なかなか寝付けませんよね?

明日は人と会う約束があるのに、全然寝れない…

そんな時は夜に、温めた甘酒を飲んでみてくださいね。

アデノシン

酒粕甘酒に含まれるアデノシンは眠気を誘う効果があります。

アデノシンが深い睡眠、質の良い睡眠へと促してくれるんですよ。

仕事が忙しくて睡眠時間がうまく取れないなら、睡眠の質を上げるのも一つの手です。

甘酒があなたの睡眠を優しくサポートしてくれるでしょう。

【実際の効果】米麹と酒粕甘酒を試したら便秘解消

甘酒の効果を知るために実際ブレンドした甘酒を2週間飲んでみました!

スクロールできます
1日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目
排便有無×××
8日目9日目10日目11日目12日目13日目14日目
排便有無×

以前の私の排便ペースは2~3日に1回程度。
毎日快便とはいきませんでしたが、スムーズに便がでるようになりました。

スッキリ爽快な一日を過せるようになりましたよ~。

腸の環境が入れ替わる期間は2週間です。

甘酒は2週間以上飲み続けてみましょう。

参考までに私の生活習慣を記載しておきます。

私の生活習慣

  • 運動は朝の掃除、娘の幼稚園へ徒歩10分程で送迎するくらい
  • 食事は朝、昼は軽く食べる程度、夜はしっかり食べる
  • 間食はちょいちょい食べてしまう
  • 睡眠は6~7時間

私は朝、昼、夜の時間帯を気にせずにブレンド甘酒を飲んでました。

それでも効果をしっかり感じられたので、甘酒ってすごいですね‼

甘酒の米麹と酒粕のブレンドレシピを紹介!温度が肝心!

では米麹と酒粕をブレンドした甘酒を実際、作ってみましょう。
レシピは簡単です。

簡単レシピ2選

えっ!甘酒を買ってくるのはだめですか?

市販されている甘酒のほとんどは日持ちさせるため加熱処理がされています。

麹菌は60℃以上の高温になると死滅してしまうんですよ。

ですから、麹菌を生きたまま体に取り入れて高い効果を得るには、手作りがおすすめです!

米麹と酒粕のブレンド甘酒を作って、生き生き健康美人になりましょう。

【簡単レシピ①】水筒で作る米麹甘酒

米麹甘酒を作るには温度がポイント。

温度が高くなり過ぎない水筒で作るのがおすすめです。

用意するもの
  • 温度計
  • 量り
  • 計量カップ
  • 水筒あるいはスープジャー(今回は800mlの水筒)
  • タオルや保冷バッグ
材料
  • 乾燥米麹200グラム
  • 65℃のお湯300ml+追加のお湯100ml

あなたの水筒やスープジャーの大きさによって分量は調節してください。
(およそ米麹1:お湯2の割合です)

STEP
お湯を沸かす

甘酒作りに使う道具を熱湯消毒するために使います。

かけ流して使うため、少し多めのお湯を沸かしましょう。

STEP
沸かしたお湯を水筒にかけて消毒する

熱湯消毒する時、水筒以外のふたやパッキンにも熱湯をかけてください。

パッキンなどの細かい所もしっかり消毒することでカビの発生や甘酒の腐敗を抑えられます。

STEP
水筒にお湯を入れて温める

水筒に大体3分の1の量のお湯を入れて、蓋をして、10分程度温めてください。

前もって温めておけば、水筒の中の温度が下がりにくくなります。

細長い水筒なので、横に倒して全体を温めます。

スープジャーの人は蓋側を下にして温めてください。

STEP
水筒が温まったら、お湯を捨て米麹200グラム入れる

水筒の口は狭いので入れにくいですが、こぼさないようスプーンなどで入れましょう。

STEP
お湯300mlを65℃まで温める

沸かしているお湯の中に温度計を入れて温度をチェックしてください。

すぐ温まりやすいので弱火で温めましょう。

水筒に入れると温度が少し下がるので、65℃まで温めると丁度良い温度になりますよ~。

麹菌の発酵温度は55~60℃です。
70℃以上になると菌が死滅してしまうので気を付けてください。

甘酒作りは温度が肝心です!

STEP
水筒に65℃のお湯300mlを入れる

温度が下がらないよう出来るだけ手早く入れます。
やけどには注意‼

STEP
8~9時間発酵させる

3~4時間ごとに温度をチェック。
温度が低いようでしたら60℃のお湯を100ml加えてください。

水筒の周りをタオルで巻いたり、保冷バックに入れたりして温度を下がりにくくするのもいいですね。

STEP
米麹甘酒の完成

とっても甘い!砂糖並みの甘さです‼

味見して米麹の芯が残っていたら、もう少し発酵させてください。

できた米麹甘酒は熱湯消毒した瓶やジッパーバックに入れて保存。

米麹甘酒の保存期間は冷蔵庫で1週間、冷凍した場合は1か月です。

STEP
最後にブレンダーやミキサーで粒をなくす

米麹のつぶつぶが嫌な人はブレンダーかミキサーで滑らかにしてください。

お湯に溶かす時やヨーグルトにかける時に混ざりが良くなりますよ。

米麹は発酵させると砂糖と同じくらいの甘さになります。

私は味見した時、麹菌の力に感動しちゃいました!

【簡単レシピ②】米麹と酒粕ブレンド甘酒

次は簡単レシピ①でできた米麹甘酒と酒粕甘酒のブレンドレシピです。

米麹と酒粕のWパワーを吸収して健康美人を目指しましょう!

ブレンド甘酒の材料
  • 酒粕 適量
  • 水 大さじ3杯
  • 米麹甘酒 大さじ2杯
STEP
コップの底に一口大に切った酒粕を入れる

写真のようにコップの底に小さくちぎった酒粕を敷きつめてください。

酒粕が苦手な人は少量でOK!

STEP
酒粕が浸る程度の水(大さじ1くらい)を入れる

お水は入れ過ぎてしまうと、酒粕が溶けにくくなってしまうので入れ過ぎに注意!

STEP
電子レンジ600wで20~30秒温める

酒粕にはアルコールが含まれています。

アルコールが苦手な人は加熱時間を長くしてください。

加熱時間を長くすることでアルコールは飛んでいきます。

STEP
温めた酒粕をスプーンで混ぜる

板粕は溶けにくいので、よ~く混ぜてください。

酒粕のかたまりが残っていると、味にムラができてしまいます。

STEP
酒粕+水1:米麹甘酒1の割合で混ぜて飲む
今回の甘酒のブレンドの割合

酒粕 適量

水 大さじ2杯

米麹甘酒 大さじ2杯

私は味濃いめが好きなので、この割合がおすすめです。

うす味派の人はお水や米麹をたして、お好みの濃さにしてみてください。

ブレンド甘酒を温める場合は600w30秒くらい。

甘酒の温度が60℃以上にならないように様子を見ながら温めましょう!

米麹と酒粕ブレンドの甘酒を飲んだ後は体がポカポカします。

美容や健康にいい食べ物って罪悪感なく食べれるので、食べると幸せ~。
ぜひあなたも飲んでみてください!

甘酒米麹の飲み方はいつ?飲む時間によって違う!

米麹と酒粕をブレンドした甘酒はいつ飲んだらいいんですか?

米麹と酒粕をブレンドした甘酒は遅い時間帯を除けばいつ飲んでも大丈夫

甘酒を食前や食後に飲んだり間食として飲んだり、飲み方はあなたの自由です。

ただ、甘酒は朝、昼、夜の時間帯によって得られる効果が違うんですよ!

あなたが得たい効果によって飲む時間帯を選んで飲んでみてもいいですね。

【効果的な飲み方①】朝に甘酒を飲むと脳が目覚める

朝がだるい…まだ眠い…。

朝が苦手な人は朝食に甘酒を飲んでみましょう。

頭がスッキリして物事の判断もスムーズに。

米麹に含まれるブドウ糖は脳の目覚めを良くしてくれます。

朝からご機嫌、ルンルン、幸せ女子になれますよ~

【効果的な飲み方②】お昼に甘酒を飲むと集中力が回復

午後になると小腹がすいたり、仕事で少し疲労を感じて、集中力が切れやすくなりますよね?

集中力低下や疲労感は脳が糖分不足になるのが原因です。

お昼に甘酒を飲むと、米麹に含まれるブドウ糖が脳のエネルギー源となって再びやる気がアップ!

さらに甘酒に含まれるアミノ酸やビタミンB1には疲労回復に効果があるため、おやつ代わりに甘酒という飲み方もいいですね。

少量の甘酒でもお腹が満たされるので、ついつい間食してしまう私にぴったりです!

【効果的な飲み方③】夜に甘酒を飲むと安眠効果あり

夜に飲む甘酒は安眠効果やストレスの緩和効果があります。

米麹に含まれているGABAがストレスを緩和、酒粕に含まれるアデノシンが睡眠の質を高めてくれるんですよ。

寝つきが悪い方は夜に飲むのがおすすめです。

ただ、深夜の時間帯に甘酒を飲むのは控えましょう。

甘酒は糖質量が多いため、甘酒は1日200mlまで。

甘酒はどの時間帯で飲むにしても飲み過ぎに注意してください!

う~ん、朝、昼、夜、どの飲み方も良い…まぁ、どれでもいっか!

適当だなぁ~

まとめ

  • 甘酒に米麹と酒粕をブレンドすると、便秘解消、美肌効果、健康効果がアップする。
  • 米麹と酒粕のブレンド甘酒の効果を試したら、便秘が解消された。
  • 米麹の効果を最大限に引き出すには手作りが一番!温度上昇しない水筒なら初めてでも簡単に作れる。
  • 米麹と酒粕のブレンド甘酒は「酒粕+水1:米麹甘酒1」の割合で作れる。
  • 甘酒を飲む時間帯は朝、昼、夜どの時間帯でもいい効果がある。
  • 甘酒は糖質量が多いので、飲み過ぎに注意!一日に飲む量は200mlまで。

米麹と酒粕をブレンドした甘酒には覚えきれない程多くの美肌、健康効果がありましたね!

砂糖の代わりに米麹を使えば甘くて美味しい、体に優しい栄養満点ドリンクになります。

ブレンド甘酒で健康美人になって、生き生きと働く女性になってみましょう。

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